日光の観光ついでに華厳の滝や中禅寺湖など日光東照宮だけではない、イロハ坂を上がったところにも、観光名所があります。
今回は中禅寺湖の奥の方で宿泊したので、ドライブがてら中禅寺湖など車で巡って行きました。
その中で、中禅寺湖という名前にあるように、湖のほとりに坂東三十三観音のお寺がありますので、ホテルで朝食を食べてチェックアウトしてから行ってみることにしました。
朝9時過ぎの比較的早い時間に中禅寺を訪れてみたので、日光観光の参考にしていただければ幸いです。

坂東三十三観音のお寺 中禅寺の場所と行き方について
中禅寺湖の周りは場所によってはお店もありますが、中禅寺近くの道はだいぶ寂れてしまっていました。
駐車場は広く完備されているため(無料)停めにくいということはありません。


〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2578

中禅寺に入る拝観料と敷地内の状況
中禅寺(立木観音)に入るには拝観料が必要で500円かかります。
中禅寺は寺伝によれば延暦3年(西暦 784年)に湖上で千手観音の姿を感得した勝道上人が、桂の木に立木のまま千手観音像を刻み、この立木千手観世音菩薩を本尊として開かれたと言うことです。世界遺産の日光山輪王寺の別院になるそうです。
それでは入場してみましょう。
入ると敷地内は意外に広く本堂まで行くまでにも色々なものが置いてあります。
中禅寺の境内にあるもの
境内には縁結びにご利益があるとして人気のある愛染明王堂があります。
延命水という水が流れている場所もありました。
境内にあるコチラの建物で御朱印を書いてもらえるので、先に坂東三十三観音御朱印帳などをお渡ししてから、本堂などを見学する方が良いかと思います。
自分の身体の悪いところの身代わりとなってくれるという「身代わり瘤」という木もあります。
境内からは男体山がしっかりと見ることができて神秘的ではあります。
中禅寺の御本堂について
境内を歩いていくと奥に赤い本堂が広がっています。
この本堂には左手に入り口があって、本堂に何人か拝観希望者が集まってから、お坊さんが中を案内してくれます。
御本尊の立木観音の由来など丁寧に説明して頂けますが、一方で当山で護摩を焚いて祈祷した貴重なお守りのセールスなどもされますので観光地のようなお寺ではあります。
しかし、本堂はかなり広く山の上まで見応えのある本堂で、いくつかお守りなどを売る箇所があり、まさかのペイ対応しているという画期的なお寺です。
本堂の上から中禅寺湖も眺めることができるので、コチラに来たら坂東三十三観音がなくても見ていく価値はあるかと思います。
〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2578